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2005年11月23日

RELAX『Velvet Spider』

楽見に行って来ました。最後&休日という事もあり、席がほぼ埋まっていてぎっちりでした。
客層も、普通にファンの方っぽい人から、かなりのご年配層の方も多数いらしてました。
感想という程の物は書けないので、忘れないように自分メモ的に…。

感想を書くのが非常に難しいです。
お話は「ちょっぴり、ほんのすこーし」昔を舞台にしたフィクションなのですが、登場人物の元ネタになっている実在の著名人がいて、それを知っていたりするとより面白くなるという感じなのです。
飛田さんの役は名前と雰囲気見ただけですぐに誰か分かるのですが、他のマイナーキャラなどは知らないのも多く…でも知らなくても普通に楽しめるし、考えさせてもくれる、非常に素晴らしいお芝居でした。

普段映画やお芝居やら、果てはアニメを見ても、終わった後に満足か不満かは様々ですがそのどちらにせよ「そういえばあれはどうなったんだろう」とか「あれについてツッコミ入れたい」と思う部分が必ず出るものなのですが、21日にこの舞台を最初に見た時から、自分の中に全てがすとんと入って来まして…終演後、妙に自分の中ですっきりと消化していて、納得いくような気持ちになったのが印象的なのです。
これが単に自分が理解不足なだけなのか(^^;それとも、ディテールを知らなく(気づかなく)ても舞台に引き込ませて台詞を心に叩き込んでくれる、シナリオの秀逸さと出演者の演技力と迫力によるものなのか。
シナリオ作家が本当に言いたい事はもしかしたら(自分が納得したのとは)別の所にあるのかもしれませんが、でも舞台って観た人の感性で判断していいものだと思いますし、入り乱れる多数の登場人物や沢山の言葉をすとんとこちらに入れてくれるというのは、舞台として非常に素晴らしい完成度なのでは、と思うのです。

そういう意味で、今回初めて、思い切って見に行って本当に良かった!と思いました。普通の演劇好きな子にもお薦めできますね。出演者さんも…多分皆さん常連なのだと思うのですが、演技力も迫力ももの凄く。
飛田さんは…基本は売れない気弱な絵描きさんなのですが、スイッチが入ると悪魔モードになり「人形に魂を入れる」ような言葉を発するのです。そしてその言葉を聞いた人々は人形になる…
もう、この演説が凄いんですよ!!あまりの迫力で魂抜かれました…文字通り人形になってしまいそうです;演説のシーンはどれも長台詞で、拳を振り上げ壇上から「我々は地上の支配者である事を…」なんて言われたら、その語調と雰囲気に流されてしまいそうで…!! 言葉の意味は二の次、まず言葉ありき…それは実際にある事なので余計に怖くもあり……“魂を入れる言葉”という形容通りの凄まじさでした。
絵描きさんモードの時とのギャップもまた素敵なのです。

このお芝居における狂言回し的立場なハワードとボビーの二人の掛け合いがとても好きです。前半の、アンナと出逢うあたりの二人とか…終始ニマニマしながら観てしまったんですが、ここ、笑ってもいいんですよね?(^^;「…殺してやるぅ〜」「はいはい、どうぞ!さぁ、早く戻りますよ!」とか。
あとは個人的に、ゴールディー(ギャングの愛人)役の清水さん!めちゃくちゃ格好いい……。惚れました…。雰囲気も貫禄たっぷりで、愛人だけど頭のキレる感じがとっても素敵。
まさかりキャリーが来てひと暴れしている時「今日は随分とスタミナがあるわねぇ…」と冷静に言うシーンがありますが、そこが妙に面白い間でプププと笑ってしまうんですが、楽日は会場からも大きな笑いが出ていて良かったです。

ラスト付近で死神がハワードに「〜〜な女性をあなたは救えますか?」「〜〜な男にあなたは何が出来ますか?」と彼等の未来を言うのですが、初回に観たときはそれがとっさに誰の事かはわからないまま聞いてしまったのですが、今日はそれぞれ誰の事かがわかって、無情さというか…じんわりくるものがありました。
でもアンハッピーかと言われるとそうでもない気がするし、でもハッピーではないし…曖昧なのが人間なのかも、という気もします。

最後のペアで壇上から去って行くシーン、もしかして拍手する所…だったのでしょうか(^^; 今日見たときちらほらと拍手が出ていて(あ、もしかしてここってする所なのか!?)と初めて気がついたという…;
それぞれ重要アイテムを手にもっていたりして、まだお話の最中なのかなという気がしていたんですよ。

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本日は人も多く、ゆえに出待ちな方も多く…、一人でチキンな自分はどう考えても話しかけるのは無理なので、おそらく楽屋にいらっしゃるであろう飛田さんに向かって「Auf Wiedersehen…」と誓唯さんばりに囁きつつ(いやむしろIch liebe dichと六行会ホールの中心で叫びつつ)ササーっと立ち去ったのでありました(^^;
21日に手紙&気持ちはお伝えしたので満足なのです。ほわーん…(惚)

投稿者: Misral(2005年11月23日 23:08) | | カテゴリー: 飛田展男さん関連

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 11/18〓23に上演されました《RELAX》第11回公演 Velvet Spider の感想リンク集です。公演中はネタバレが書きにくいものでして、これから上... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年11月25日 18:00

コメント

 観劇おつかれさまでした。
 リンク集でTBさせていただいたのですがダブってしまってすみません。お手数ですが消してやってください。

 作家先生と弟子は笑いどころで良いと思います。初日から受けてましたし。今回はほんと笑いどころ多かったですよー。
 エピローグで拍手があったのは、《RELAX》では通例あのタイミングが他所の舞台での役者紹介なんですけど、今回は特に「エピローグ」としての性格が強くて、拍手していいものかどうか躊躇った人も多いのだと思います。23日は楽日だったので、もう分かってるとばかりにいつもどおり拍手してた常連がいらしたのではないかと思います。

投稿者 しののめ : 2005年11月25日 18:43

>しののめさま
こんにちは。TBありがとうございます。
初参加でしたが凄く楽しく内容の濃い舞台で、思い切って行って良かったと思います。行くきっかけもしののめ様の書かれるレポ等の影響も実はあったり…なので、とても感謝しております(^^)
ハワード役の方は、作曲担当でもあるのですね…後で台本やらパンフやら見ていて色々気がつきました(^^;あの曲が印象的で、今でも頭をぐるぐる回っています。ジャジーなアレンジのバージョンが好きです。
そしてあの部分はいつも役者紹介のタイミングだったのですね。納得です。

投稿者 みすらる : 2005年11月26日 10:49

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